2024年12月7日(土)「御嵩町ふれあい人権講演会」に参加しました。
一般社団法人 岐阜県身体障害者福祉協会 事務局次長の小川 剛矢氏にお話しいただきました。岐阜県の障害者の推移や社会的バリアなどのお話しのあと、ご自身の体験も語られました。小川氏は、交通事故に遭い脊髄損傷となって人生が一変。大事故から回復当初は何も手につかずボーッと過ごしていたと言います。
初めは「できないことを数えていた」と。
リハビリを始めるようになって「あれができた、これができた」と、できることを数えるようになり、さらに「やってみたくなる」など意識の変化が現れたそうです。
お話の中で印象的なことばとして「生きているということは役目があるという事」
小川氏の言葉の奥にある、とてつもなく大変であろう日々の努力とご家族の支えについて思い浮かべ、自然で優しい語り口調は、聴く人の心に素直に染み込んでいくようでした。
講演会の終わりに、当センターより障害者差別解消法のお話を少しさせていただきました。
熱心に話を聴いておられた御嵩町の住民の皆様、教育長さんを始め御嵩町役場の職員の皆様、手話通訳者の皆様、本講演会に携わる全ての皆様、ありがとうございました。