令和6年12月27日(金)「障害者虐待防止と差別解消について~障がいのある人もない人も ともに生きる~」と題し、各務原市の一般社団法人 ハンズハンズ にて出前講座を行いました。
ハンズハンズは、障がいのある就学前のお子さんから学校を卒業した大人の方まで、安心した地域生活を支援するため、日中一時支援事業、放課後等デイサービス、就労継続支援B型を運営・提供し、地域社会で継ぎ目のない支援を行っています。障がいのあるお子さんとその家族が豊かに暮せる、安心できる場所を提供するお手伝いをしたいという思いで設立された一般社団法人です。(一般社団法人ハンズハンズ ホームページより)
今回、『障害者差別解消法について理解を深め、職員としてできること・気を付けていくことを権利擁護の視点からもお話を伺いたい』とご依頼があり、出前講座に伺いました。
保育士や児童指導員、介護福祉士、教員免許を持つ職員、運転手さんなど、職員14名のご参加でした。
前半は「障害者虐待防止法」について、虐待の種類や身体拘束の禁止、身体拘束と行動制限、通報の義務と事例についてお話をしました。
後半は「障害者差別解消法」について、法律ができた歴史的な背景や法律の捉え方、不当な差別的取扱いと合理的配慮の提供について、社会的障壁とは何か、基礎的環境整備など、この法律の要点を中心にお話をしました。
皆さん熱心に受講する姿が印象に残りました。
この研修会が、参加された職員の皆様の今後の業務の一助となりましたら幸いです。