身体障害者福祉協会大垣支部 班長研修会で出前講座を開催しました。

5月6日(日)海津市にある海津温泉研修室にて、岐阜県身体障害者福祉協会大垣支部の班長研修として障がい者差別解消法に取り組んでいただきました。本法の概要の説明の他センターで相談を受ける際心に留めていることをいくつか説明しました。各班長さんも地域での相談活動をされておられることから相通じるものがあります。

  • とにかく話を聞くということ。
  • 課題のウエイトが相談者にあると想像できる場合であってもそれをもって主観的に判断しないということ。
  • 相談者の感情(差別意識)を受容するということ。社会的障壁にはそんな感情の拒否から新たに生み出されるものもあるかもしれません。
  • 問題ケースと呼ばれるもののいくつかには比較的初期の段階に思い込みや説明不足等が重なってその後のコミュニケーションを妨げたり緊張関係を作り出したりしているものがあります。より良い「コミュニケーション力」を磨くよう研鑽しています。
  • 相談者の中には頻繁に相談される方もみえますが、相談の打ち切りがない限り継続して関わっています。相談者にとっての「繋がり」としての役割もあると考えています。

 

各班長さんの地域での活動にご期待しますとともに当センターとの協働活動により障がいを持つもの持たないもの全ての人々にとってコミュニケーション豊かな街づくりを目指して行きましょう。